終の棲家でやりたかったことは、ガーデンライフを楽しむことです。
夫婦で、のんびり、快適で楽しめる庭を形にしていこうと考えています。
札幌の気候で越冬可能な樹木や草花なども実績を元にまとめていきます。
本記事では、庭の勾配をなくすために庭DIYをしたときの作業を事例に、誰でも簡単に測れる水平の取り方についてまとめています。
私も1番簡単そうなやり方を真似したのですが、もっとスムーズに作業ができるように、細かい注意点を整理しながら解説します。
最初の頃は通路を作るのに石やレンガ1つ1つ水平器で水平をとっていましたが、最初に水糸を引いてしまう方が作業効率が良いことに気が付きました!おすすめです。
準備するもの
- 透明ホース:水平をとりたい2箇所の距離+1m程度の長さのもの
- 木杭:地面に指して水糸を縛れるものなら何でもO.K.
- 水糸
- マジックペン
最初は家にあるものでやろうとしたので、水糸の代わりにミシン糸を使ってみましたが、水糸の方がハンドリングが断然ラクなので遠回りせず水糸を購入してくださいね笑。
木杭をうつ
今回は広いエリア全体の地面の高さを決める必要があったので、上図のように木杭を8箇所うちました。
レンガを積む所は、通路を造る所などをカバーできるように木杭を打ちます。
木杭の1番左と右奥の所は民地石で境界されていたのですが、この民地石の高低差が15cmほどあることがわかりました(右が高く左が低い)。
この高低差によりできてしまった庭の勾配を、中央にレンガを積んで段差をつくることで解消する計画です。
それぞれの木杭に水平点を書いていく
ホースに水を充填する
やり方はなんでも良いのですが、
ホースの両端をもって直接水道からホースに水をいれるとラクです!中の気泡は、ホースを軽く弾くと簡単に抜けます。
空気をきれいに抜いてホースを持つと、このようにホースの両端の水面は同じ高さになります。
この原理を利用して、離れた杭の水平点を定めていきます。
ホースの端を木杭にあてる
一人で行うときには、片方のホースの端を紐などで軽く固定します。
反対の橋を次の木杭に持っていって、水面の所で印をつけます。
固定しない方のホースの出入り口を親指で抑えたまま、反対側の端を木杭に固定し、そのまま移動しましょう!
抑えないと水がホースから溢れて、ホースに水を充填する作業からやり直しになってしまいます。
水面のところに印をつけたら、その印に水面をあわせて、次の木杭にまた印をつけていきます。
これを繰り返すと、全ての木杭の水平点が一箇所決まります。
全ての木杭に水平点を書いていくので、適度に使いやすい高さのところで水平点をとりましょう!
木杭の中心くらいに水平をとるようにすると便利だと思います。
私は、最初の2箇所の杭が1番低いところの杭だったため、何も考えずに水平点をとったら、次の杭の水平点が地面の中になって、、、最初からやり直しになりました。
水糸を張る
水平点が決まれば、あとは地面の高さや構造物を水平点から上下何cmに設定するかを好きなように決めればよいです。
水平点から設定した高さの木杭に水引の糸を縛って、木杭2箇所を結べば水平な指標の糸の出来上がりです。
水糸は張ったまま作業を進めるので、木杭をどこに打つかはとても重要です。
作業の邪魔にならず、作業箇所のすぐ近くを水糸が通るよう木杭を打つように調整しましょう!
まとめ
やり方を知ってしまうと間違いなく庭DIYの作業効率がアップします。
通路をレンガやタイルなどで造るときは、先に水糸でだいたいの目安を決めておくとラクですよ。
勾配を設けたいときも、このやり方でおおよその勾配のある地面を造る事が可能です。
是非活用してください。
コメント