【グランドカバーどっちが好き?】クリーピングタイム vs リピア(ヒメイワダレソウ)

庭は作る編
記事内にアフィリエイト広告を掲載しています。

終の棲家でやりたかったことは、ガーデンライフを楽しむことです。

夫婦で、快適で楽しめる庭をのんびり形にしていこうと考えています。

札幌の気候で越冬可能な樹木や草花なども実績を元にまとめていきます。

今回は、我が家のBBQエリアに採用したグランドカバー“クリーピングタイム”について、管理方法と合わせて紹介します。

横浜にいた頃の家の庭には、リピア(ヒメイワダレソウ)を採用していたので、2種の比較も行ってみます。

クリーピングタイムとリピアの比較

クリーピングタイムもリピアもいわゆる呼称で、種名ではないですが、今回は呼称で概要を紹介。

呼び名形態開花期分布耐寒性踏圧その他
クリーピングタイム低木初夏(4〜6月)
ピンク・白・赤紫
地中海沿岸に多い強い
寒冷地では地上部が枯れる可能性あり
種類によっても違う
強い・歩くと葉がこすれてハーブの香り
・根本はほっとくと木質化して固くなる
リピアに比べると触感は固い
リピア
多年草四季咲き(4〜11月)
ピンク・白
南米原産、世界中に野生化強い
関東より南で常緑のまま越冬
寒冷地では冬は地上部が枯れる
強い・根本は古くなると木質化してくるけど、柔らかめ
タイムに比べると触感は柔らかい

写真だけではわからないけど、リピアの方が草って感じで、肌触りが柔らかいことも大きな特徴です。

リピア(ヒメイワダレソウ)の感想@横浜

成長が早いので春先にちょっと植えただけで、その年の夏には一面緑の絨毯に

でも、広がるのが早すぎて植栽しているところに入り込むのを防ぐのが大変だった

(管理が追いつかないせいで蒸れたのかも?)毎年白絹病というカビにやられる結果に

クリーピングタイムの感想@札幌

成長がゆっくりなので、なかなか広がらず、一面緑はまる1年たっても達成しない

木なのでほっておくと根本がしっかり木質化して固くなる

一気に広がったりしないので、管理しやすい

庭を歩くとタイムの香りがして、気分が上がる

あと、クリーピングタイムの方が少し地面から立ち上がって成長するので、地面がびっしり草で埋まるという感じになりません。

ここは札幌で、横浜の環境とは単純に比較できないのですが、その特徴からクリーピングタイムの方が蒸れにくいだろうなぁとは思います。

クリーピングタイム推しになった理由

◎ 管理のペースがのんびりで良かった & 香りが好きだった

✕ リピアのカビ発生に懲りた

クリーピングタイムの管理

クリーピングタイムそのものを楽しみたい時には、花が終わった頃に短く刈り込むという管理で良いのかなと思います。

でも、我が家のようにBBQなどで芝生のようにして使いたい時には、できるだけ木質化しない状態で維持するのがおすすめです。

クリーピングタイムは刈り込むと、柔らかい新芽がふわっと出てくるので、草丈が伸びてきたなと思ったら、さっと刈り込むようにしています。

↓写真わかりにくいですが、薄ピンクの花がちらほら咲き始めた頃です、、といっても春ではなく8月15日。春先から刈り込みを2度も行っていたけど、春から夏は成長が比較的早くて8月にはこんな状態。

8月15日

↓バリカンで短く刈り込んだ後

8月15日バリカン後

↑写真の黒丸の部分の成長の様子を見てみましょう。

8月24日

1週間たっても土と茎がむき出しのままでちょっと刈りすぎたかなと心配になりますが、、、

9月4日

3週間もすると地際に新葉が出てきて一安心

9月21日

刈り込みから1ヶ月強で土が隠れるくらいになりました

9月28日

花をゆっくり楽しんでいると根本が木質化してきてしまうので、我が家の庭で花真っ盛りだった8月に刈り込んでみましたが、元気に増えています

花は、ちょっとしか楽しめませんけど。。。刈り込みにも強いので安心して刈ってください。

その方が柔らかい葉がきれいに揃っていい感じです。

以前は、ハサミでチョキチョキしていましたが、バリカンだと作業効率も上がるし、仕上げもきれいに整うので、絶対に買うことをおすすめします。

emi
emi

私は電動ドリルや掃除機もマキタにしているので、こちらを購入しました。

使い勝手はすっごく良いですよ!

刈った草を集めるのには、くまでか外苑ぼうきが一つあると作業スムーズです。

クリーピングタイムの殖えていく様子&札幌の四季の様子

【2023年6月】右側の敷石通路を造るための大規模DIYを行った直後:邪魔にならないように庭の片側に集めて移植した

【2023年7月】根が土の中に残っていたのか、数か所から自然発生

【2023年8月】左側のもっさりしていた所を中心に、バリカンで刈り込み

網戸越しの写真しかなくてすみません(^_^;)

【2023年11月】雪がつもったり溶けたりを繰り返す

【2023年12月】雪がなくなった時、常緑のまま元気に残ってる

【2023年12〜3月】本格的な根雪のときは、こんな感じ

【2024年4月】雪解け直後、雪の下から常緑のまま顔をだしているみたい。。。

雪解け後の写真、こんな写真しかとってなかったので、、根雪直前と雪解け直後の写真を今年は撮って、比較できるように更新しますね。

でもどうやら札幌の庭では1年通じてクリーピングタイムは常緑のまま過ごせるみたいです。

emi
emi

北海道はドバトが少ないので庭に来たのは初めてで、感動して写真を取ってしまいました笑

まとめ

  • 札幌では1年通して常緑のままグランドカバーとして活躍しそう!
  • クリーピングタイムを芝生のように使いたい人は早めに剪定して木質化を防ごう!

クリーピングタイムの成長の速度など、伝わっていたら嬉しいなぁと思います。

クリーピングタイムの匂いが嫌いではない

バリカンで年に3回ほど刈り込む作業が嫌ではない

そんな方には、かなりおすすめのグランドカバーです。

私が購入したクリーピングタイムはこちら↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました