【日陰の山野草ガーデン】めちゃめちゃ可愛いサクラソウたちの成長の様子と株分け管理

庭は作る編
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終の棲家でやりたかったことは、ガーデンライフを楽しむことです。

夫婦で、快適で楽しめる庭をのんびり形にしていこうと考えています。

札幌の気候で越冬可能な樹木や草花なども実績を元にまとめていきます。

玄関脇に造った日陰の山野草ガーデンーサクラソウ類ーの成長とお手入れについてまとめます。

日陰の山野草ガーデン

玄関横スペースに火山岩を積んで山野草集めてみました

山野草は可愛らしい花が多く、見るとつい集めてしまいますが、

花期が短いので、地味な花壇になってしまうのがデメリットです。

5月という1ヶ月を楽しむためだけに、残りの11ヶ月の変化をお世話しながら楽しんで眺めているのも悪くないです。

札幌では12月くらいから積雪を楽しむ庭になるので(真っ白の庭も美しくて好きです)、半年という短い季節の変化を楽しめているのかもしれません。

奥の方には背丈の大きめなものを。

何もなくならないように、葉っぱが長く茂ってくれるクジャクシダとオサバグサを入れました。

葉が日光焼けしやすいエンレイソウを夏場はクジャクシダの影になるようにしています。

玄関横なので、実は一番来客の目に入るエリアになっています。

玄関中からも、一部ガラス張りからよく見えて良い感じに。

花壇の手前をサクラソウたちのエリアにして、絶賛増やしています。

サクラソウ属の株分け

テシオコザクラ(左)、ユキワリコザクラ(右)

北海道には9種類のサクラソウ属の仲間が自生しています。

北海道に自生するサクラソウの中から、背丈、色の違いを出したくて、エゾオオサクラソウ、テシオコザクラ、ユキワリコザクラ3種を植えています。

花の立ち上げ丈開花期@札幌分布特徴
エゾオオサクラソウ20〜30cm5月
ピンク(赤紫より)
オオサクラソウは北海道(渡島半島・西部・日高)、本州中部以北
エゾオオサクラソウは道東に多い
オオサクラソウの変種
花茎に長軟毛が多い、葉柄にも長軟毛がある
サクラソウの中では大型
自生地では群生も見られる
ユキワリコザクラ
7〜15cm5月
ピンク(赤紫より)
北海道、東北地方の山地の岩場や草地花が球形状に付く
葉はぎざぎざしていなくて広卵形
テシオコザクラ15〜20cm5月
北海道北部の蛇紋岩(マグネシウムを多量に含む岩石)地帯北海道固有種
花は2〜3個で漏斗状につく
葉はぎざぎざで裏に長軟毛が目立つ
雪解けの頃:地上には何もないように見えます

【雪解けの頃】

冬芽で雪の下でじーっと耐えている様子が伺えます。

根っこが動き出す前に株分けしています。

地上部の儚さと異なり、地下では根がもっさーと茂っています。

emi
emi

冬芽があまりにも小さいので、最初掘り起こすのは勇気がいりましたが、この根を見るとよほどのことがなければ枯れないだろうと思えるように。。

枯れた根や株元のゴミをとってあげないと栄養吸収がしにくくなるようで、急に枯れることもあるそうです。

今は株数を増やしたいので、地植えですが、肥料や土作りも兼ねて毎年株分けしています。

枯れた葉や根をとっていると、自然に分かれるところがあるので、そこでわけていくと、1つが2つ3つ4つに分かれます。

花壇の方に、腐葉土と肥料など混ぜ込んでから埋め戻します。

埋め戻した花壇にも何もない。。。のですが、

この時期に霜などが降りると枯れてしまうかもしれないので、マルチングも兼ねて、火山礫で覆っています。

草花がなくても、花壇がきれいに見えるので山野草花壇にはおすすめ。(火山礫は取り扱いが少ないので、日向石や鹿沼土大粒などの黄色系の土で代用も)

火山礫と火山岩の花壇(別の場所:この下には原種チューリップたちが眠っています)

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種類も豊富に扱っています。何度か頼んでいますが、良い状態の苗が多いです。

サクラソウの生育の様子

エゾオオサクラソウ

ユキワリコザクラ

テシオコザクラ

日陰ロックガーデンの四季

【4月下旬:ようやく霜もなくなる】

【5-6月:花の頃】

【7-8月新緑に】

まとめ

札幌の気候だと、亜高山帯に自生しているような山野草も、日陰を上手に活用することで地植え可能なものがたくさんあります。

山を登って見る姿の方が雄大で美しく感じますが、日常の暮らしの中で山の景色を思い起こさせてくれる植物があるのは、毎日ワクワクできて、それそれで楽しいです。

育ててみなければわからない、植物の奥深さにも出会えます。

emi
emi

私は山野草の多くは、札幌にある湯沢園芸さんや岩崎園芸さんで購入しています。見てしまうときっと植えたくなる…ぜひお気に入りを探してみてください。

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快適空間を手に入れて、庭Life、一緒に楽しみましょう!!

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