セカンドライフの家づくりでは、トイレ造りにはずいぶん頭を悩まされました。
壁紙は少し冒険すると決めていたこともあり、最後まで決められなかったのも1階トイレでした。
少しでも水ハネを防止したくて、手洗いボールもずいぶんと探したなぁと思います。
手洗いボールは大きめでイメージに合うものを自分で探してきた結果、それを配置するための収納棚も少し形状を変更することになり、偶然かな…とても使い勝手の良いトイレ収納ができました。
本記事では、家造りの参考に、我が家のトイレ収納とトイレ設備選定のポイントについて紹介したいと思います。
トイレの間取り
手洗いボールを大きくしたために、棚はこんな感じで手前を幅広く斜めに設計変更してくれました。
こちらの棚は入口から奥まであるので、具合が悪い時、お腹がいたくて便座上でうずくまりたい時、トイレで本など読みたい人、、、色々な場面で便利です。
高齢になった時には手すりの代わりに伝い歩きすることを想定しています。
トイレの収納
トイレの収納棚でこだわっていた点は、フロート収納にしてほしいということとトイレットペーパーが2段積みできる高さを確保してほしいということでした。
フロートは床から浮いている棚のことです。
棚の中に髪の毛とかホコリとかなるべく入ってほしくない場所だったので、フロート棚をお願いしました。
すごく使い勝手が良くなった理由は、そのフロート棚に設計士さんが最終的に下開き扉を採用したためです。
う〜ん。。。扉をこう上から開けるタイプにしてもいいですか?引き戸は収まりが悪いかなぁと思うので。。。
???
そっちのほうが使いやすいですか??
使いにくくはないと思うんですよね…
トイレの設計の詰めは、最後の頃だったので、あ、この雰囲気譲ってくれないときの雰囲気だ、みたいなものが夫婦でわかるようになっていました。
なので、ま、いっかーと、流されて決まった感じでした。
そして完成したのがこちらの3つに分かれた収納棚です。
この実物をみて、なるほど引き戸だったら溝が見えたり、そこに汚れがたまったり、扉に凸凹が生じてすっきり収まらなかったなぁ。。。と思いました。
ここまでは、設計士さんの計算どおりだったと思うのですが、この収納扉にはもっと嬉しい誤算がありました。
使い初めてあらびっくり、女の人にしかわからない使い勝手の良さを感じる瞬間が毎月やってくることに。。。
扉を開く→扉の上に生理用品の入った100均箱&ゴミ袋を引き出す→戻して扉を閉める。
便座に座ったまま、腰をかがめる必要すらなく、生理用品の操作ができるんです。
たとえその必要がなくなったとしても、座ったまま物を取り出せるこの収納棚は、歳を取った時に重宝するの一言につきると思います♪
写真のサニタリーボックス(クラフト袋)もおすすめですょ、生理用品の匂い漏れなどが気になっている人は一度使ってみてほしい!!匂い漏れなし、コスパ良し、使い勝手良しです。
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トイレの設備選定のポイント
- 髪の毛が目立たない床材にする
- 水ハネを極力防ぐ手洗いにする
私の家造りの基本はきれいな家を維持できる家なので、やっぱりポイントはこの2点でした。
フロアタイル(東リ)
以前住んでいた賃貸のトイレの床色はベージュ系でしたが、
自分がトイレを使ったついでに床拭きをしたとしても、次にトイレに入ると必ずといっていいほど髪の毛を落ちているのが確認できました。
4人家族、長髪が3人もいるとそんな感じになりませんか、、、自分は髪の毛のない綺麗なトイレを使うことができない永遠の負のループ。
綺麗な雰囲気でトイレを使いたい人はぜひグレー系の床材を採用してください。
木目も目立たないですが、濃いグレーにすると気づきたくないゴミ(髪の毛や砂、意外にもホコリも見えません)をほぼ気づかせないでくれます。
自動水栓(KVK)
トイレに水栓をつけるなら自動水栓一択でした。
トイレをした手が汚いという認識なら、汚い手で栓をひねって、手を洗って、その栓を再び締めるっていうのは、理にあってないかな、と。
そして、水栓周りの水ハネ防止&水垢発生防止の一助に確実になります。
もしも予算的に厳しいときには、私はタンク付きトイレを採用するつもりでいました、特に2階のトイレはそうなってもいいかなと。
手洗いボール(マルイチ奥田陶器)
子どもたちがビショビショしても飛び跳ねが少なくなるように、なるべく受け皿の大きいものを探しました。
建築やさんから提示されたカタログをいくつか見ましたが、ピンとくるものがなく、自分でネット検索しました。
1階トイレはちょっと和風の、落ち着く雰囲気を目指していたので、洋風の手洗いボールは雰囲気にあわないなぁと、、
トイレには、どうしても丸い鏡を入れたかったので、その鏡とも雰囲気が合うことを願いながら、実物を見ることなく、信楽焼のこれにしたいです、と建築会社さんに伝えたのを覚えています。
この手洗いボールは、信楽焼だけどすごく和風って感じにもならなくて、壁紙との雰囲気もマッチして、鏡と洗面ボールの丸が、夜空にうかぶ月を連想させてくれて(私だけかも…)自己満足度めちゃくちゃ高い雰囲気の空間を生み出してくれました。
そして肝心の水ハネですが…手洗いボールは直径35cm深さ15cmとだいぶ安心感のある大きさです、でも子どもたちが使った時には周囲の棚上には水飛んでいるようです。
気を使って使えば飛ばない、気を使わないと飛ぶ、そんな使い勝手ですが、最小限の水ハネですんでいるはず!!と自分を納得させています。
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まとめ 設備一覧
うちのトイレ収納は、
トイレに入るたびに、毎月の決まった憂鬱がくるたびに、トイレットペーパーを補充するたびに、トイレの掃除をするたびに、
なんだかほんとに使い勝手いいな、、、とじわっとしあわせを感じさせてくれます。
せっかく家を建てるなら毎日小さなしあわせを感じられる家がいいかなーと思うので、本記事がどなたかのお家をたてる参考材料になれば嬉しいなと思います。
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