終の棲家でやりたかったことは、ガーデンライフを楽しむことです。
夫婦で、快適で楽しめる庭をのんびり形にしていこうと考えています。
札幌の気候で越冬可能な樹木や草花なども実績を元にまとめていきます。
本記事では、水はけ改善&機能性upのために実施した本庭の敷石DIYについてまとめます。
庭造りの中で一番ハードだった(二度とやりたくない笑)土木作業です。土間のリクライニングチェアに座って毎朝通路を眺めては自己満足に浸っています…
プランニング
大人数でBBQをやる時はコールマン ロードトリップ(↓)を倉庫から運びます。これを転がして運んでいけるように通路の設計を考えました。
敷石通路DIYの手順
敷石の見取り図を作成する
- 庭のイメージにあう敷石を決める
- 庭を採寸する
- 選んだ資材に合わせて設計図を書く
このステップが私はなんだかんだと一番時間がかかります。
資材選びで値段&雰囲気が納得できるものを探すのはいつも一苦労しています。
素人なので、採寸とそれに合わせたプランを練ることにも一月以上はかかっているような気がします…
材料を購入する(キャメルロードストーン)
資材は見た目も気に入ったものを選びましたが、少しカーブを描くような通路にしたかったので、3サイズ展開している敷石にしました。
庭資材やガーデン用品の品揃えは、札幌では、ジョイフルエーケーがいちおしです(私見です)。
石材カット275円〜やってくれるので、サイズが合わない場合には頼むこともできます。
今回は石とレンガのハーフカットをお願いしました。
レンガのカットはレンガタガネで自分でも簡単にできます。
レンガは合わないところがでてきたので、2、3個は自分でカットしました。
悩んでいた敷石同士のスキマをどうするかについて、ジョイフルエーケーで相談してみました。
庭の通路を石で敷くときってやっぱりモルタル固定が基本ですか?石敷きの間をどうしようか悩んでいて…
北海道の場合、モルタルなどで固定すると、凍結の関係で結構われるんですよね。なので、そもそも固定しないっていうのもありですよ。
どんなに練って庭を作っても、結構気に入らなくて、作り直すことを繰り返していた私には、もってこいの情報でした。
作った通路も簡単に変更できるように(モルタルを処分するのが面倒だっただけかも…)、固めるのはやめた!!と決断しました。
仮置きしてバランスを整える
仮置きしたら、周囲5cmほど外のところに地面に直接線を引いておきます。
今回はだいたいでよいかなと思っていたので、消えてもいいやくらいのつもりでただ棒で土に線を書きました。
でも土の掘り出しに日数がだいぶかかったので、ちゃんとライン引きしておけばよかったと後で後悔しました。チョークとかでちゃんと書いといた方が安心ですね。
砕石層を造るために土を掘る&土を処分する
後は、地面の線にそって、ひたすら深さ20〜25cm分の土を排出します。
土嚢袋に詰めて、ジモティーに出品して、もらってくれる人を待ちます。
今回は2週間ほどで、全ての土の貰い手が現れました!!
水糸を引く
石をまっすぐ敷くためにも、石の水平とりを楽するためにも先に水糸で数か所できあがり水平線を取っておくことをおすすめします。格段に石敷きのスピードがあがりますよ。
水平の取り方は以前に紹介しましたので、下の記事を参考にどうぞ♫
水はけ改善を目的に砕石を入れる
砕石の高さをあわせる段階で、水平を取っておくと、石敷き作業がとても楽になります!!
サイドからの土流れを予防するため、防草シートを溝にあてました。
中庭に抜ける通路に敷いてあった砕石をネコ(一輪車)でひたすら運びます。
気の遠くなるような作業でした…
中庭に抜ける通路の砕石を全部使いましたが、
少し足りなかったので、ジョイフルエーケーで砕石の量り売りを土嚢袋20袋ほど購入しました。
砕石を入れるのは結構手伝いましたが、これはなかなかの重労働。。。
透水シート敷き
敷石を敷き詰める範囲は透水シートを敷いて、砂が砕石層に入り込むのを防ぎます。
敷石&レンガ敷き
透水シートの上に砂を少しまいて、砂で石の水平を取りながら並べます。
敷石のスキマに小砂利とケイ砂を詰め込んで完成です。
玉砂利エリア造り
- 防草シートを敷く
- 敷石を置く
- 庭土との境&敷石との境に杉板(9mm厚)をいれる
- 玉砂利を敷く
この場所の上に斜め屋根がかかっているため、雨がふると屋根の水が全てここに落ちてきます。
雨ハネも防止したかったので、敷石は一部分だけ使い、周りはガーデンロックで仕上げました。
敷石の隙間に埋めた小砂利をどうやって抑えるか,
庭と玉砂利との境をどうするか悩んでいましたが…Pinterestでこちらの写真を参考にしました。
板はそのうち朽ちると思いますが、土やクリーピングタイムや石がそれなりに収まるまでの仮押さえくらいのつもりで採用しています。
花壇との境も同じレンガで造成
BBQエリアはクリーピングタイムを下草にするので、花壇内に根が入りこまないように、深さ15cmの根切り板を設置。
通路のレンガとつながるように花壇の縁取りを造成しました。
おまけ 焚き火台置き場
あまったレンガで我が家の焚き火台のサイズに合わせて、BBQエリアの真ん中に作成しました。
まとめ
着工前の様子(2021年11月頃の様子)
着工後の様子(2023年6月頃)
通路を通すことによって、ナチュラルにエリア分けもできたし、庭の雰囲気がとてもよくなったと自画自賛しています。
肝心の水はけですが、まだBBQエリアにたまることはありますが、溢水するようなことはなくなりました!!雨が止めばすぐに水たまりはなくなります!!大成功といって良いと思っています。
2024年のBBQエリア方面
手前の石のたたき部分は家の土間からの出入り口になっています。通路を作ったことで、庭への導線もスムーズに。
2024年の菜園エリア方面の様子
菜園への水やり時も、水回りが敷石で埋まったことで、ホースに土がつくこともなくなりましたよ、ぷちストレス解消♪
今年の野菜作りは心が踊っています。収穫作業もはかどっている気がしてなりません笑
倉庫への入口とサブ駐車場との段差も見事に解消
BBQコンロの出入りだけではなく、子どもたちの自転車の出入りもスムーズに機能しています。
キャメルロードストーンは、売り場に凍結により割れるかもしれませんと、注意書きがありましたが、ひとまず一枚も割れずに一冬越すことができています。
実際に庭を使い始めてから通路を作成したので、本当に使いやすい通路を設けることができたかな、と思っています。
収穫のための菜園エリアへの出入りに靴がドロで汚れないって、日々の暮らしの中でじみだけどちょっとした幸せを感じる瞬間の1つです。
自分で苦労して作ったから感じられる喜びかなとも…
かなりの重労働なので、普通は業者さんに頼むことになるのかなぁと思いますが、庭の構想や要望は具体的にイメージしている方が納得できる庭造りにつながると思います。
どなたかの庭造りの参考になれば嬉しいです。
庭Life楽しみたいけど、自分でDIYするのはちょっと…という人は自分に合う外構業者を探してみよう。
快適空間を手に入れて、庭Life、一緒に楽しみましょう!!
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